TOKAIの・・・ちょうどいい
趣味, TOKAIの・・・ちょうどいいブログ 2021.05.25 (火) 1:51 PM
福岡市・天神に『昭和』の雰囲気が漂う、古い飲食ビルが有ります。 昼は中華「新生飯店」、夜はもつ鍋「楽天地」で、「ルームシェアの元祖」と言われている 珍しい営業スタイルを40年以上続けている両店が入居しています。
私は、学生時代に「新生飯店」のちゃんぽん・皿うどん・焼きめしを定番で頂いていました。
珍しいメニューでは、九州北部地域でしかあまり見かけない、 「ダル麺 」(写真左)がお勧めです。 ちゃんぽん麺に餡がかかっているので、冷めにくい麺料理な ので、冬の寒いときはちゃんぽんより温まります。 「新生飯店」の営業時間は、午前11~午後5時で1~3階 を使用してます。
「楽天地」は、もつ鍋を博多名物に育てた先駆けで、現在は福岡市内に10店舗以上展開されて、市内のいたる所で看板を見ま すが、こちらの店舗の営業時間は、午後5~翌日午前0時で、2~5階を使用してます。なので、1階の出入り口と、2、3階 は共用となっているので、初めて足を踏み入れると、「あれっ」てな感じになります。
ちなみに、もつ鍋のシメにちゃんぽん麺の定番誕生は、ある晩に「楽天地」の店主が、無人の新生飯店1階調理場から、冷蔵庫 にあったちゃんぽん麺を拝借して試したことが始まりらしい・・・です。
現在天神地区は、再開発の真っただ中で、古いオフィスビルや商業ビルの建て替えが工事が進んでおり、数年後には新しいビル が次々と誕生するなか、昔と変わらない路地裏の風景が、時間が止まったようでなんだか落ち着くのです。