業務用食器･メラミン食器､厨房備品からカーボン製品まで取扱う[東海興商株式会社]

メラミン食器研修に参加しました。

　１０月中旬浅間山を右手に見ながら、しなの鉄道に乗り長野県小諸につきました。
鹿児島から参加した私は空気感の違い（冷涼）に驚き、心身ともに引き締まり研修受講。

　メラミン樹脂が誕生し早７０年、日本では昭和30年頃から食器に使用、社員食堂・病院給食・学校給食・レストラン・家庭用として愛用され、何と世界中の使用数は20億個以上。
特徴は、硬く丈夫・熱に強い・保温性・好きな形への成形・色絵柄が自在・軽い等「プラスチック製食器の優等生」なのです。
安全性・衛生性は厳しく管理されていて、合成樹脂として国の食品衛生法の規格基準より更に厳しい自主規格基準を業界にて設定し使用者様に、より安心して使って貰える様努めている。

　製造方法は、熱と圧力を加える圧縮成形機（タブレットマシーン）で金型（160℃）にメラミン樹脂を程良く温めた製品容量の塊を入れ形を作り、メラミン樹脂を含浸させた紙（フォイル）を先程できた成形品の所定の位置に置き2回目の圧縮成形、さらに3度目の圧縮で透明なコーティング用メラミン樹脂を表面に加工し成形完了。
その後、バリ取り・バフ仕上げ・ストービング（恒温乾燥機にて商品内部の歪み除去）・検査を経てやっと商品となります。

　此の製造過程が、ほぼ愛情を込めた手作業で行はれています、メラミン食器販売に携わる一人として自信を持って紹介する事の出来る商品との出会いとなる研修でした。